こんにちは!
今回の日本三大◯◯は、「ダム」!
をご紹介します。
ダムとは、簡単にいうと
「水を貯めている所」ですよね。
その理由は川の氾濫を防ぐためとも、
水力発電を行うためとも色々あります。
そんなダムにも日本三大があるのをご存知ですか?
今回は、三大ダムについて詳しく調べてみましたので、
ぜひ最後までお楽しみください。
では、まいりましょう!
日本三大ダムとは?
日本三大ダムとは、どこのことをいうのでしょうか。
日本にはダムは約3,000箇所あると言われています。
その中で、大きなダムとして一般的にも有名な
以下の3つが日本三大ダムとされています。
・黒部ダム
・御母衣ダム
・奥只見ダム
それぞれどのような特徴があるのか、詳しくみていきましょう。
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黒部ダム
黒部ダム(くろべだむ)は、富山県の立山町にあり、
3,000m級の山々が連なる富山県と長野県との県境に位置します。
えん堤は日本最大の高さで186mもあり、
長さ492mのアーチ式コンクリートダムです。
貯水量は2億トンもあり、水力発電専用のダムとして建設されました。
山岳観光ルートである「立山黒部アルペンルート」が人気で、
黒部ダムも、その見所の一つとして人気です。
【黒部ダム・立山黒部アルペンルート営業期間】
2019年の観光期間は4月中旬~11月30日(土)となります。
黒部ダム名物として「観光放水」があります。
景観維持を目的に毎年決まった時期に行っているそうで、
毎秒10トンという大量の放水は圧巻で、
放水にかかる虹も楽しめるそうです。
ずっと見ていても飽きずに見続けられそうですよね。
【観光放水期間】
・6月26日~7月31日 6:00~17:30
・8月1日~9月10日 6:30~17:00
・9月11日~10月15日 7:00~16:30
※天候などにより放水を中止する場合もあります。
名物の「黒部ダムカレー」というものもあるそうです。
地域の各店舗で、それぞれ趣向を凝らしたカレーを販売しているので、
食べ歩きをする人も増えているそうです!
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御母衣ダム
御母衣ダム(みぼろだむ)は、
岐阜県大野郡白川村に建設されたダムです。
発電専用ダムで、高さは131mの
日本初の大規模ロックフィルダム
(石や土砂、粘土などを積み上げてできたダム)
として建設されました。
完成当時は、「東洋一のロックフィルダム」
「20世紀のピラミッド」などと呼ばれたそうです。
御母衣ダムの建設の際には、荘川村および白川村の
一部の水没を伴いました。
荘川村および白川村には、現在世界遺産に登録されている
「白川郷」にあるような、合掌造りの建物があり、
のどかな生活がおくられていたようです。
水没する位置にあった老桜を移植した話は有名で、
現在も「荘川桜(しょうかわざくら)」と呼ばれ、
春には満開の花を観に多くの観光客が訪れます。
この荘川桜は、岐阜県指定の天然記念物に指定されています。
御母衣ダムに観光に行った際には、
白川郷も合わせて観光してみてくださいね。
奥只見ダム
奥只見ダム(おくただみだむ)は、
福島県南会津郡桧枝岐村と新潟県魚沼市の間に位置します。
発電専用ダムで、高さは157m、全長480mの
日本最大の直線重力式コンクリートダムです。
同じ形のダムの中では日本一の高さを誇ります。
貯水量は約6億㎥で、なんと黒部ダムの約3倍にあたります。
一般水力としては国内最大の出力があるそうです。
奥只見ダムによって形成された人造湖である奥只見湖には、
奥只見湖を周遊する遊覧船もあり、
四季折々の大自然の風景を湖上から楽しめると、
観光客で賑わっています。
映画化もされた真保裕一さんの小説「ホワイトアウト」のモデルが
奥只見ダムとされています。
(映画撮影の舞台は黒部ダムみたいです)
なお、こちらでも「奥只見ダムカレー」がありました。
奥只見ダム周辺の食堂などで提供されているようなので、
ぜひ探してみてくださいね。
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1位はどれ?
以上の3つが日本三大ダムとされていますが、
この中で1位を決めるとしたらどこになるでしょうか。
単純に高さだけであれば、黒部ダム、
貯水量でいうと奥只見ダムとなります。
そして、いずれも発電専用のダムということで、
発電力で比較すると、奥只見ダムが最大となります。
このような規模の大きさで考えると、
総合的にみて奥只見ダムだと言えるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
戦後復興の電力不足の解消として建設されたダムも多く、
今の生活があるのは、このような大規模なダムのおかげかもしれません。
観光としても人気のダム。雄大な自然を味わいに、また、
気になる「ダムカレー」も味わいに行ってみてはいかがでしょうか!?