皆さん、こんにちは!
今回の日本三大〇〇は、「英雄」。
その時代、時代を作ったヒーロー達のお話です。
平安時代、戦国時代、幕末時代の3つの時代から
それぞれの三大英雄にせまりたいと思います。
では、まいりましょう!
日本三大英雄
「日本三大英雄」と言っても時代背景によって
活躍して来た人物や内容が変わってきます。
そこで「平安時代・戦国時代・幕末」と
3つの時代別に見ていきたいと思います。
平安時代初頭から半ばは、朝廷による集中政治が
確立する中で貴族文化が芽生えた華やかな時代です。
後期になると武士が登場し武家政権確立への動乱が
激しさを増して行きます。
この時代の英雄は、朝廷の政権支配に貢献した
「坂上田村麻呂」
が一人目の英雄です。
次に、華やかな貴族文化を生み出し学問の発展に
貢献した
「藤原道真」
です。
3人目は、源氏政権確立に大きく貢献した
「源頼経」
です。
「戦国時代」は、武士達が天下統一を目指し
戦って来た時代です。
この時代の三大英雄といえば、
「織田信長・豊臣秀吉・徳川家康」
が該当します。
「幕末」は、長い間鎖国を行っていた日本が開国をしました。
さらに、幕府政権が終わりを迎え新しい風が
日本に入って来た時代です。
この時代の三大英雄と言えば、
明治維新のきっかけを作った
「西郷隆盛・木戸孝允・大久保利通」
となります。
ただし、いずれの時代もここに述べた以外の
多くの人物が活躍しています。
「日本三大英雄」は明確な定義付けがありません。
ですから、こちらの記事ではネット上の様々な
情報を集め、総合的な判断から決めさせてもらいました。
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平安時代の三代英雄
坂上田村麿(さかのうえのたむらまろ)
は、平安時代の朝廷に勤める武官でした。
各地で暴れる悪者や鬼を退治した武勇伝が数多く残っています。
中でも最も有名なのが蝦夷征伐(えみしせいとう)です。
当時の東北地方は、そこに住む豪族達が悪さをし
土地に住む人達を脅かしていました。
ですが、蝦夷征伐で東北地方が朝廷の支配下となることに
貢献してしいます。
菅原道真(すがわらのみちざね)
は、学問や詩文に優れており
「三代実録」「類聚国史」「新撰万葉集」の著書を
残しました。
また、詩文にも優れた才能を発揮し、
「菅原文集」「菅家後集」の漢詩文集を残しています。
文化や学術の発展に大きな貢献を果たしているのです。
源義経(みなもとのよしつね)
は、平安時代の末期の武士で源頼朝とは異母兄妹になります。
兄頼朝の平氏打倒に貢献し、一谷・屋島・壇ノ浦の戦いで
平氏を打倒するも最後頼朝から追放され自害してしまいます。
悲劇のヒーローとしても有名です。
頼経の平氏打倒がなければ、その後の頼朝の天下はなかったと
言っても過言ではありません。
戦国時代の三大英雄
戦国時代の三大英雄と言えば、「信長・秀吉・家康」です。
3人に共通している部分は、自分の性格の長所を活かし天下統一を
目指している所です。
風雲児と言われた織田信長は、天下統一を成し遂げることは
できませんでした。
ですが、時代の最先端を進む行動力の高さという面で
当時の武将達の中でもカリスマ的存在でした。
豊臣秀吉は、頭の回転が早く才知に富んでいました。
気転が効くので部下への配慮や他の武将達への思いやりに
余念がなかったとも言われています。
人並みはずれた人心掌握力があり政治的能力に優れていたからこそ
天下人となれたのです。
徳川家康は、忍耐強く冷静に物事を判断しながら
慎重な行動をしたからこそ天下統一を成し遂げられました。
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幕末の三大英雄
明治維新に貢献をした「西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允」を指します。
西郷隆盛は、倒幕ムードの高まる中で戦うことなく
徳川政権を終幕させることに成功した人物です。
大久保利通は、倒幕実行の計画を立ち挙げた人物です。
大政奉還後は、王政復古の大号令を実行し
新政権樹立に大きく貢献しました。
木戸孝允は、幕藩体制を打ち破り五箇条の御誓文により、
現在の天皇制を築き明治維新に向けて活躍した人物です。
まとめ
「平安時代・戦国時代・幕末」と3時代9人の日本三大英雄を
ご紹介させて頂きました。
9名それぞれ育った来た環境や置かれている立場は違います。
ですが、人よりも思考力や行動力が抜きん出ていました。
そして、人を思いやる温かい人間だったので人々からの信頼も強かったのです。
ここに紹介したのは、ごく一部の活躍の記載にしか過ぎません。
興味をお持ちの方は、これを機会に先人の歴史に触れてみましょう!