こんにちは!
今回は「秘境」の日本三大をご紹介します。
秘境と聞くと、なんだか謎めいた雰囲気がありワクワクしますが、
秘境は、昔ながらの生活が残っていたり、伝統文化が
受け継がれている地域でもあります。
その日本三大はどこにあるのでしょうか?
ぜひ最後までお楽しみください。
では、まいりましょう!
日本三大秘境とは?
日本三大秘境とはどこにあるのでしょうか。
「秘境」とは、
「外部の人が足を踏み入れたことがほとんどなく、一般的に知られていない地域」
のことをいいます。
日本において、以下の地域が日本三大秘境とされています。
・岐阜県白川郷(しらかわごう)
・徳島県祖谷(いや)
・宮崎県椎葉村(しいばそん)
それぞれどのような場所なのか、詳しくみてみましょう。
岐阜県白川郷
岐阜県にある白川郷(しらかわごう)は、
岐阜県の最北端に位置し、険しい山間地の豪雪地帯にあります。
鎌倉時代初頭にはすでにあったとされ、現在も大小100棟ほどの
合掌造りが残っており、人々の生活が続いている集落です。
合掌造りの集落は、重要伝統建造物群保存地区として認定され、
「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として、世界遺産にも登録されています。
日本の原風景とも言える、誰もが懐かしさを感じる景色を見ることができます。
白川郷の見どころ、宿泊情報
白川郷の見どころは、何と言っても合掌造りの建物です。
四季折々の自然の景観に、合掌造りの建物が溶け込んで、
まるでタイムスリップしたかのような気分が味わえます。
また、冬にはライトアップされるなど、より幻想的な雰囲気が楽しめます。
そしてなんと白川郷には合掌造りの宿泊施設があり、
旅で疲れた体をゆったり休め、のんびりと過ごすことができます。
■合掌乃宿 孫右エ門
推定280年、囲炉裏のある珍しい民宿です。
宿泊客全員が囲炉裏を囲んで、地元の山の幸を使った美味しい食事が楽しめると人気です。
■民宿 十右エ門
300年の歴史がある葺き屋根の民宿で、飛騨牛なども使った郷土料理を味わえます。
女将の三味線も堪能でき、いつもとは違ったひと時を過ごせます。
この他にも、様々な趣のある宿泊施設がありました。
宿泊予約は白川郷観光協会の公式サイトか、各宿泊予約サイトからできるようです。
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徳島県祖谷
四国の徳島県にある祖谷(いや)も、日本三大秘境の1つです。
戦いに敗れた平家の落人が、ひっそりと隠れ住んでいた場所と言われています。
「祖谷のかずら橋」という、長さ45mのつる植物を編んだ吊り橋があり、
源氏が攻めてきた場合に切り落とし、侵入を防ぐために作られたとされています。
かずら橋は国の重要無形民俗文化財に指定されています。
祖谷の見どころ、宿泊情報
祖谷のみどころは、やはり「かずら橋」で、
ギシギシと軋む橋を、スリルを感じながらも渡ってみたいものです。
かずら橋は、毎晩19:00~21:30の間にライトアップされ、
昼間とは違った幻想的な雰囲気を楽しむことができます。(※渡橋はできません)
祖谷からさらに奥地にある奥祖谷という場所にも「二重かずら橋」や、
「野猿(やえん)」という人力のロープウェイという変わった乗り物もあり、オススメです。
・営業時間4月~7月20日 7時~18時30分7月21日~8月 6時30分~19時9月 7時~18時30分10月~11月 7時~17時30分12時~2月12日 8時~17時2月13日~3月 8月~18時・料金大人 550円 小人(小学生) 350円※20名以上団体割引あり
・営業時間4月~6月 8時~17時7月~9月 7時30分~18時10月~11月 8時~17時※12月1日~翌年3月31日の期間は冬季休業となります。・料金大人 550円 小人(小学生) 350円※20名以上団体割引あり
祖谷にも、数々の宿泊施設や日帰り温泉施設があります。
秘境をめぐって疲れた体を、地元のおもてなしでゆったり癒したい方にオススメです。
■和の宿 ホテル祖谷温泉
祖谷川の流れの近くに作られた露天風呂では、
源泉掛け流しの白濁した温泉に、大自然の景色で癒されること間違いなしです。
地元の新鮮な食材を使った食事も人気で、旅の疲れをゆったり癒せます。
■渓谷の隠れ宿 祖谷美人
9部屋のみの旅館で、ゆったりと落ち着いた時間を過ごすことができます。
囲炉裏があるお部屋や、信楽焼の露天風呂があるお部屋など、どの部屋にも
こだわりがあります。地元のそばの実と湧き水を使った「祖谷蕎麦」も人気です。
三好市公式観光サイトや、各旅行サイトで予約が行えます。
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宮崎県椎葉村
九州の中央から少し南の位置にある宮崎県の
「椎葉村(しいばそん)」も三大秘境の1つです。
九州山脈の深い山々に囲まれた、奥深いエリアにあります。
日本で唯一、焼畑農業が続けられている地域で、
こちらも平家の落人伝説があります。
築300年で国の重要文化財に指定されている
「那須家住宅」(通称「鶴富屋敷」)や、
伝統的建造物群保存地区に指定されている十根川地区、
重要無形民俗文化財に指定されている「椎葉神楽(しいばかぐら)」など、
数々の伝承文化が受け継がれ、現在も色濃く息づく地域です。
椎葉村の見どころ、宿泊情報
重要文化財や保存地区も見どころの1つであり、
椎葉村を囲む大自然も見どころの1つですが、
椎葉村では、地元の人と触れ合いながら、田舎暮らしを体験できる
イベントもたくさん催されています。
・氷結の秘滝と田舎みそ作り
・山ヨガ
・伝統料理!魚の石焼き&耳川源流で川遊び
・椎葉トム・ソーヤーの大冒険
などなど、ここでしか体験できなさそうな、
興味深い催し物がたくさんありました。
椎葉村観光協会公式サイトから日程の確認、申し込みができます。
また、椎葉村には椎葉村ならではのおもてなしをしてくれる、宿泊施設があります。
重要文化財の鶴富屋敷に隣接する旅館で、鶴富屋敷内で食事ができるなど、独自のサービスも人気です。山の幸を存分に味わえる郷土料理で、手打ちそば、胡麻豆腐など、体に優しい料理で身も心も癒されます。
椎葉村を見下ろす高台にあるため、部屋から椎葉村の美しい景観が楽しめます。全客室が一棟建てで離れているため、気兼ねなくのんびり過ごせると人気です。地元産の食材をふんだんに使った料理が楽しめ、身も心も満足のひと時を過ごすことができます。
まとめ
いかがでしたか。
昔ながらの景色が広がる秘境は、冒険心がくすぐられますよね。
昼間は大自然を堪能し、夜は地元の旅館でゆったりのんびりする。
たまには秘境で贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。