こんにちは!
今回は、「渓谷」の日本三大をご紹介します。
渓谷とは山に挟まれた川のある場所のことです。
雄大な自然を感じられ、観光にも人気のスポットですよね。
そんな渓谷の、日本三大はどこにあるのでしょうか。
日本三大渓谷から、三大には入らないけど有名な渓谷まで、
詳しく調べてみましたので、最後までお楽しみください。
では、まいりましょう!
日本三大渓谷(峡谷)とは?
日本三大渓谷とはどこのことをいうのでしょうか。
日本にある、数ある渓谷の中から、
有名で規模の大きい以下の渓谷が日本三大とされています。
・清津峡
・黒部峡谷
・大杉谷
それぞれの渓谷について、詳しくみていきましょう。
清津峡
清津峡(きよつきょう)は、信濃川の支流となる清津川が流れる、
新潟県十日町市から湯沢町にかけての全長約12.5kmの渓谷をいいます。
清津川を挟み、Vの字型に巨大な岩壁が切り立ち、大渓谷をつくっています。
岩肌と清津川のダイナミックな自然は圧巻で、
国の名勝、天然記念物にも指定されています。
観賞用に、歩行者専用トンネルの「清津峡渓谷トンネル」があります。
トンネルの途中の見晴所や、終点のパノラマステーションなどで、
安全に、また存分に渓谷の景色を楽しむことができます。
【清津峡渓谷トンネル情報】
※2019年は、3月1日より営業を開始しています。
・受付時間 8:30~16:30
・利用料 大人(高校生以上)600円 子供(小・中学生)300円
※20名以上団体割引あり
・清津峡エントランス営業時間 9:00~16:00
※エントランス施設(足湯、カフェ)は、2019年4月15日より営業開始となります。
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黒部峡谷
黒部峡谷(くろべきょうこく)は、
富山県黒部市の黒部川中流から上流にある峡谷です。
日本で最も深く、最も大きな峡谷とされています。
元々は人を寄せ付けない秘境として存在していましたが、
電源開発などにより鉄道が造られ、
のちに観光目的で人々が集まるようになりました。
国の特別天然記念物および、特別名勝にも指定されており、
特に「猿飛峡(さるとびきょう)」は、
猿が飛び越えられそうなほどに寄せ合った岩間に、
美しい川の流れる様子がみられ圧巻です。
黒部峡谷の観光の際には、トロッコ電車がオススメです。
いくつもの橋を渡り、トンネルをくぐり、
大自然の中を走り抜けるトロッコ電車は、
肌で自然を感じられる楽しみがあります。
【黒部峡谷鉄道情報】
営業期間:4月20日〜11月30日
※黒部峡谷鉄道ートロッコ電車の2019年の営業は、4月20日より一部運転が開始されます。
※全線開通は4月29日~11月30日の期間となります。
運賃:大人1,320円 小人660円 リラックス車両券530円 特別車両券370円
※別途各障害割引が用意されています
大杉谷
大杉谷(おおすぎだに)は、
三重県多気郡大台町に流れる宮川の上流、
吉野熊野国立公園内にある渓谷で、
国の天然記念物に指定されています。
エメラルドグリーンの秘境と呼ばれる大杉谷は、
険しい岩肌と瑞々しい植物、美しい川と、
自然そのものの空間が魅力です。
なお大杉谷へは、登山道を歩いていくしか方法がありません。
大杉谷登山道は中級登山道とされ、しっかりとした登山の装備が必要で、
初心者の場合は経験を積んでから入山してくださいという案内があります。
登山は半日コースから、一泊コース、二泊コースまで様々あり、
苦労の末に辿り着ける秘境は、一層幻想的な世界を楽しめるはずです。
※大杉谷への登山道は、2019年においては4月19日~11月24日(予定)とされています。
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寒霞渓は?妙義山は?
上記三大渓谷の他にも、有名な渓谷をご紹介します。
・寒霞渓
寒霞渓(かんかけい)は、香川県の小豆島にある渓谷です。
国の名勝に指定されています。
およそ1300万年前の火山活動と、
その後の風雨による岩への侵食によりできた、
独特の奇岩群の絶景が魅力です。
寒霞渓を楽しむにはロープウェイがオススメです。
日本で唯一、空と海と渓谷を眺望できるので、大自然を贅沢に満喫できます。
・妙義山
妙義山(みょうぎさん)は、群馬県甘楽郡下仁田町、富岡町、
安中市に位置する山です。
上で紹介した寒霞渓と、大分県にある耶馬渓(やばけい)と並び、
「日本三大渓谷美」の1つとされています。
奇岩が立ち並ぶその景色は、二つと無いほど圧巻で誰もが
圧倒されるといいます。
国の名勝に指定され、日本百景にも選定されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
春には新緑を、夏は涼しさを、秋には紅葉を、冬には雪景色を、
四季折々の自然の表情をダイレクトに感じられる渓谷。
連休の観光に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?