こんにちは!
今回は、日本の文化であり、みんなが大好きな漫画の作者、
「漫画家」の日本三大をご紹介します。
人によりそれぞれお気に入りの漫画家がいるかもしれません。
日本三大となると誰になるのでしょうか。
今回も詳しく調べてみましたので、ぜひ最後までお楽しみください。
では、まいりましょう!
日本三大漫画家とは?
日本三大漫画家とは誰のことでしょうか。
漫画は日本の誇るべき文化なだけあって、
漫画の歴史を語るに欠かせない漫画家はたくさんいます。
その中で、それぞれの時代で一般に認められた漫画家として
昭和時代、平成時代と分けて考えてみることにします。
昭和時代の三大漫画家
昭和時代の三大漫画家は誰になるでしょうか。
漫画の基礎を築き、後世に大きな影響を与えた漫画家として
以下の3名を選んでみました。
・手塚治虫
・石ノ森章太郎
・藤子・F・不二雄
・手塚治虫
手塚治虫(てづかおさむ)は、
言わずと知れた「漫画の神様」と称される人です。
1928年(昭和3年)生まれの兵庫県宝塚市出身で、
大阪帝国大学付属医学専門部を卒業し、医師免許も取得しています。
医学専門部在学中から漫画家デビューし、その後1950年に漫画雑誌に登場し、
「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「リボンの騎士」などのヒット作を手がけました。
また、1963年には日本初となる「鉄腕アトム」のテレビアニメシリーズが始まり、
アニメーター、アニメーション監督として活躍しました。
「ブラック・ジャック」や「三つ目がとおる」「ブッダ」、「アドルフに告ぐ」など
幅広いテーマで、ヒット作を生み出し、後世にも多大な影響を与えた漫画家です。
三大漫画家に挙げている藤子不二雄(藤子・F・不二雄、藤子不二雄A)や、
石ノ森章太郎を始め、赤塚不二夫や横山光輝など数々の漫画家が手塚治虫に接触し、
漫画家を志したとされています。
・石ノ森章太郎
石ノ森章太郎(いしのもりしょうたろう)は、
1938年(昭和13年)生まれの
宮城県登米郡石森町出身の漫画家です。
手塚治虫が漫画の神様と呼ばれたのに対し、
石ノ森章太郎は「漫画の帝王」などと呼ばれました。
代表的な作品は「サイボーグ009」「人造人間キカイダー」「HOTEL」また、
「仮面ライダー」シリーズの原作者としても活躍しました。
若い頃から手塚治虫に評価され、高校2年生の頃には手塚治虫のアシスタントを
務めた経験もあります。その後手塚治虫の住むトキワ荘にも一時期住んだり、
手塚治虫の仲介により漫画家デビューをするなど、強いつながりがありました。
手塚治虫同様、多様な分野の作品を残し、特にSF漫画で大きな影響を与えた漫画家です。
・藤子・F・不二雄
藤子・F・不二雄は、1933年(昭和8年)生まれ、富山県高岡市出身の漫画家です。
誰もが知っている、「ドラえもん」の作者ですね。
当初は、藤子不二雄A(安孫子素雄)との合作ペンネームである「藤子不二雄」として
「オバケのQ太郎」など、子供向けのユニークでユーモアのある作品を生み出しました。
その後、藤子不二雄Aは、「忍者ハットリくん」「怪物くん」などを手がけ、
藤子・F・不二雄は「パーマン」「21エモン」「ウメ星デンカ」などを手がけ、
「藤子不二雄」の名で出版していました。
1988年にはコンビを解消し、「藤子・F・不二雄」として活動するようになり、
あの「ドラえもん」が作られます。
藤子不二雄の二人も、手塚治虫との関わりが深く、若い頃から高く評価されていました。
手塚治虫がトキワ荘を出た後は、その部屋に藤子不二雄の二人が入居したとも言います。
1997年には、第一回手塚治虫文化賞マンガ大賞で「ドラえもん」が表彰されています。
数々の大ヒット作品を残し、またその質の高さから「漫画の王様」とも称されています。
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平成時代の三大漫画家
平成時代の三大漫画家は誰なのでしょうか。
こちらも、一般的に大ヒットとなった作品を手がけた漫画家として、
以下の3名を選びました。
・鳥山明
・尾田栄一郎
・浦沢直樹
・鳥山明
言わずと知れた、「ドラゴンボール」や「Dr.スランプ」の作者です。
漫画を描き始めたのは22歳という遅咲きで、
漫画の専門教育を受けたこともないにも関わらず、
その圧倒的な画力と優れたバランス感覚により、
誰にも真似のできない作品を生み出すことに成功します。
「ドラゴンクエスト」のデザインも担当しており、同作品の爆発的ヒットは、
鳥山明のデザインがあったからこそとも言われています。
また、周囲への影響力も強く、あの手塚治虫に
「ちょっと上手すぎる」「彼はぼくの後継者」と言わしめたほどです。
その他、尾田栄一郎や荒木飛呂彦、冨樫義博など有名な漫画家も
鳥山明を絶賛しているなど、歴代の中でもさらに高いレベルにいる漫画家と言えます。
・尾田栄一郎
こちらも、「ONE PIECE」が大ヒット中の漫画家で、
累計発行部数が国内で3億8,000万部以上、
海外合わせると4億5,000万部という驚異的な記録で、
「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」として
ギネス世界記録にも認められています。まさに、平成を代表する漫画家です。
ちなみに「ONE PIECE」のラストは連載前から決まっているそうで、
今後、どのような展開がありどんな結末を迎えるのか、
また、どこまで累計発行部数を伸ばすのかも楽しみであります。
最も尊敬する漫画家は鳥山明だそうで、
尾田栄一郎自身も様々な漫画家から高く評価されています。
・浦沢直樹
浦沢直樹は1983年にデビューした漫画家で、
手塚治虫文化賞の大賞を2度も受賞している唯一の漫画家です。
代表的な作品は「YAWARA!」「MASTERキートン」「MONSTER」
「20世紀少年」などで、累計売上が国内だけで1億2700万部を突破しています。
手塚治虫の大ファンで、手塚治虫の代表作でもある「鉄腕アトム」の
リメイクである「PRUTO」を手がけ、2度目である手塚治虫文化賞
マンガ大賞を受賞しています。
細やかな描写と巧みなストーリーで、海外でも高く評価されている漫画家です。
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世界に名を轟かした三大漫画家
世界に名を轟かせた漫画家といえば誰でしょうか。
やはり海外でも大人気の作品を描いた漫画家である、
以下の3名を選んでみました。
・鳥山明
・大友克洋
・永井豪
・鳥山明
「ドラゴンボール」は海外でも大人気で、
コミックスは世界40カ国以上で販売、アニメは80カ国以上の地域で放送されました。
日本のアニメを代表する、圧倒的知名度の作品です。
・大友克洋
有名な作品は「AKIRA」で、それまでの日本漫画の手法を変えた漫画家として
「大友以前、大友以後」と表現されるほど国内漫画家への影響は大きかったようです。
海外でも高く評価され、「AKIRA」をアニメーション化した際には
「ジャパニメーション」と呼ばれ、国外においての日本アニメの先駆けとなったと
されています。
・永井豪
永井豪の主な作品は、「デビルマン」「マジンガーZ」「キューティーハニー」など、
数々の名作を手がけました。
その独特な世界観は、国内の漫画家へ大きな影響を与え、海外でも高く評価され
世界的な人気を博しました。
まとめ
いかがでしょうか。
日本三大漫画家はもしかすると人それぞれかもしれません。
昭和や平成に描かれた作品も、今も色あせず楽しめる漫画は日本の財産ですよね。
これを機に、有名な漫画家の作品を読み返してみてはいかがでしょうか。