みなさん、こんにちは!
今回の日本三大〇〇は、「銘菓」。
世界が認める見た目も美しい日本の和菓子。
その中の日本三大はどのような銘菓なのか?
それでは、さっそくいきましょう!
日本三大銘菓とは
日本三大銘菓は『落雁』と呼ばれる菓子で、
日本で3本の指に入る有名な和菓子です。
詳しくは後ほど書きますが、
一般的には、「長生殿」、「越乃雪」、「山川」
のことを言います。
ですが、その中の1つを「鶏卵素麺」と入れ替えたり、
1つ足して「日本四代銘菓」と呼ぶこともあります。
鶏卵素麺は落雁ではありません。
また、歴史観点から見ても鶏卵素麺は
「日本三大銘菓」には当てはまりません。
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日本三大銘菓はどんな由来?
日本三代銘菓は
・島根県松江市風流堂「山川」
・石川県金沢市森八「長生堂」
・新潟県長岡市大和屋「越乃雪」
この3つです。
これら落雁は、米粉と水飴や砂糖などを混ぜ合わせて
色を付けし、乾燥させて作った干菓子です。
はっきりとした由来は、分かりません。
ですが、いずれも当時の各地域の藩主や家臣の
創意工夫を組み込んで菓子職人が作った和菓子であることが
共通しています。
また、その後も昔ながらの製菓技術で作られ献上菓子として
親しまれて来た部分も3つの銘菓に当てはまります。
そのような類似点から「日本三大銘菓」と
呼ばれるようになったのではと推察します。
長生殿の歴史や評判
前田家3代当主の前田利常は、金沢の文化を斬新に改革した人です。
その前田利常は、茶道家遠州とともに和菓子の
事業にも取り組みました。
これにより金沢の落雁の製菓技術は、
一段と洗練されたと言われています。
その際に、誕生したのが「長生殿」です。
「長生殿」の文字は、遠州が書いた書物の字を
そのまま型取りして使用しています。
今尚、当時の伝統技法を守り伝承されている
貴重な和菓子の1つです。
では、評判についてはどうでしょうか?
できたての乾燥させる前の、生の長生殿を味わいました。ほろほろ。 pic.twitter.com/fjkU1Zimbe
— 畑 主税 (@wagashibuyer) 2018年6月30日
加賀藩御用達菓子司の御菓子を食しました🍵 #歴史が好き
歴史と食の物語 第一回 金沢森八「長生殿」 https://t.co/MjZmoNBimH
— 歴史が好き🍀 (@naruseyanoken1) 2017年12月7日
お家に帰っておやつを食べるまでが出張です!
自分用のお土産にした森八の生〆の長生殿が、コーヒーによく合うよ(^-^) pic.twitter.com/asldHC7fe2— 南部美砂子 (@misakonambu) 2017年9月16日
なかなか上々のようですね。
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越乃雪の歴史や評判は
「越乃雪」は、江戸時代幕末に
現在の新潟県長岡市で生まれました。
当時の越後長岡藩主9代目牧野忠精は、
病気になり寝たきりの生活だったそうです。
そんな藩主の姿を見て家臣が、元気付けようと
大和屋庄左衛門に相談した結果誕生したと言われています。
菓子を食べて回復した忠精は、
これを「越乃雪」と命名し「比類なき銘菓なり」と
絶賛したと言われています。
その後、歴代天皇や総理大臣などたくさんの著名人に
親しまれて来ました。
越乃雪の評判はどうでしょうか?
越乃雪っていうお菓子が
最高に美味しかったー!
口どけが本当になめらか。
日本三大銘菓のひとつだとか。— 眠いさん🍛 (@maaaaairiy) 2019年2月16日
「越乃雪」実際に口に入れると氷砂糖のシャリシャリした舌触りを感じます。何故かほんのり冷たい。
それが静かに口の中でほどけていって、最後素朴な和三盆の味が残る、甘いのだけど自然と目を閉じて味わいたくなるお菓子でした。— とろ (@toroniji) 2019年2月18日
越乃雪という落雁が好きぃ… 甘くて繊細なのだhttps://t.co/1dFkRTNmJc
— 結城明音 (@yukiaketo) 2019年2月18日
越乃雪という新潟の落雁を職場でもらったんですが、舌の上で雪みたいにサラッとほどけてスッって消えてしまって、美味しさのあまりに狼狽えてしまった。もっかい食べてみたい...
— 越冬 (@etto_tai) 2018年12月5日
こちらも評判はよろしいようです。
山川の歴史や評判は
「山川」は、江戸時代の出雲松江藩主松平治郷によって
生み出された和菓子です。
治郷は、石川流の茶人として和菓子や茶室などを
後世に残したことで知られています。
「ちるは浮き 散らぬは沈む 紅葉はの 影は高雄の 山川の水」
と治郷自身が読んだ歌があります。
当時まだ菓子に名はありませんでしたが
「紅白で一対となっており手で割った時の断面が山と川に見える」
と治郷が歌にちなんで「山川」と命名しました。
では、山川の評判はどうでしょうか?
落雁が好きです! とくに山川!
— 🥕🥕🥕 (@nekoshida) 2018年1月19日
島根の落雁山川は甘みが上品でお茶の風味を最高に引き立ててくれる逸品。赤は紅葉の山、白は川を表し松平不昧公の「散るは浮き、散らぬは沈む紅葉の、影は高尾の山川の水」という歌をもとに製作されたとか。落雁の印象を180度変えた自分の一品です。 pic.twitter.com/oOMVualUYh
— えいきち@ジンファンデル (@eikichi1231) 2019年2月17日
島根の落雁山川は甘みが上品でお茶の風味を最高に引き立ててくれる逸品。赤は紅葉の山、白は川を表し松平不昧公の「散るは浮き、散らぬは沈む紅葉の、影は高尾の山川の水」という歌をもとに製作されたとか。落雁の印象を180度変えた自分の一品です。 pic.twitter.com/oOMVualUYh
— えいきち@ジンファンデル (@eikichi1231) 2019年2月17日
島根の落雁山川は甘みが上品でお茶の風味を最高に引き立ててくれる逸品。赤は紅葉の山、白は川を表し松平不昧公の「散るは浮き、散らぬは沈む紅葉の、影は高尾の山川の水」という歌をもとに製作されたとか。落雁の印象を180度変えた自分の一品です。 pic.twitter.com/oOMVualUYh
— えいきち@ジンファンデル (@eikichi1231) 2019年2月17日
こちらも上品なお味のようですね。
その他の銘菓
「鶏卵素麺」は
日本三大銘菓の1つとも時には言われます。
そこで、鶏卵素麺についてお話しします。
「鶏卵素麺」は、福岡県福岡市に伝わる銘菓です。
安土桃山時代にポルトガルから伝わり、
黄色く細長いことから「玉子素麺」とも呼ばれます。
日本で初めて鶏卵素麺が作られたのは、江戸時代で
その後福岡藩の献上菓子となりました。
「フォイトーン」鶏卵素麺。シャクシャクしていて、意外にもカステラを想像できる味。 pic.twitter.com/Ws6ZFAJqEO #タイ料理 #タイ飯
— タイ料理bot (@ThaiRyouri_bot) 2019年2月16日
たまに猛烈に鶏卵素麺と洋酒ケーキたべたくなるのでお土産用の大きいトランクを持って九州に旅行に行くべきか
いい感じに物産展やってくれないかなーと思っているけど物産展ってなぜか北海道ばかり見るのよね(u_u)— やまだ (@ymd0568918463) 2019年2月18日
栗の産地長野県小布施市にある
銘菓「くりは奈」(小布施堂)がです。
栗を蒸し粉末状にしたものと赤エンドウを
同じく粉状にしたものに甘味料を加えています。
一見固そうに見えますが、
ソッと触らないと崩れてしまうほど脆いです。
#小布施 5
小布施といったら栗で、栗のお菓子が和洋様々。栗を使った落雁は意外と少ない。小布施堂の生落雁くりは奈は、ほろほろ崩れる食感に、栗の味で美味。塩屋桜井の栗らくがんは、通常の固めタイプでやや甘め。右端のは栗の形をした栗風味の落雁 pic.twitter.com/AY8gXvV3HP— 朱鷺 (@akatoki0) 2018年4月30日
今日のお茶。韓国の菊花茶。カモミールティーに似ている。お菓子は長野•小布施堂の「くりは奈」。固い落雁に見えるけど、ほろほろ柔らかい。生栗菓子ということですが納得。 http://t.co/koiDRa7h
— みちゅばち (@michubachi7) 2012年11月13日
小布施のなま落雁、くりは奈。しっとり甘くて濃厚。小布施は美味しいお菓子がいっぱい!
— ぷーぽん (@titiyasu) 2012年7月21日
まとめ
日本三大銘菓と言われるだけあり、
いずれも歴史に根付いた由緒ある和菓子です。
落雁ですから日持ちもしますので
お土産にしても喜ばれますね。
金沢、松江、長岡を訪れた際には味わってみてください。