みなさん、こんにちは!
今回の日本三大◯◯は、「山」。
「名山(めいざん)」と呼ばれる日本が誇る山について
ご紹介します。
富士山はおそらく想像できると思いますが、
それ以外の山はわかりますか?
それでは、さっそくまいりましょう!
日本三大名山とは?
日本三大名山とはどこでしょう?
一番有名な山は、誰もが答えられると思いますが、
当然「富士山」です。
その次はどこが浮かびますか?
実は、日本の数ある山の中でも
とりわけ名高い山、高評価の山として、
以下の3つが日本三名山とされています。
・富士山
・白山
・立山
それぞれ特徴など詳しくみていきましょう。
【スポンサードリンク】
それぞれの詳しい特徴
日本三大名山の、詳しい特徴です。
静岡県と山梨県にまたがる、標高3,776mの日本最高峰です。
まさに日本を代表する名山であり、日本の象徴として、
世界でも高く評価されている山ですね。
富士山周辺には複数の浅間神社があり、
山頂には富士山本宮浅間大社の奥宮があります。
昔から神が宿る霊峰として信仰されてきました。
富士山は、日本人の自然に対する信仰のあり方や、
日本独特の芸術文化を育んだ山として、
平成25年6月22日に、
「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」
として世界遺産に登録されました。
それからと言うもの登山者数も増え、
年間25万〜30万人近くの人が登山を楽しんでいます。
(富士山の場所)
白山(はくさん)は、富士山、立山と共に
日本三名山の一つとされ、最高峰の御前峰(ごぜんみね)、
大汝峰(おおなんじみね)、剣ヶ峰(けんがみね)の
「白山三峰」を中心とした、周辺の山々の総称です。
標高は2,702mあり、山頂には白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)の
奥宮があります。
白山比咩神社は、日本各地にある約2,700社の白山神社の
総本社とされています。
(白山比咩神社)
白山は、その豊かな自然、そこに生息する多くの野生動物たちの
魅力もあり、ユネスコの生物圏保存地域に指定されており、
国際的に高い評価を得られています。
(白山の場所)
【スポンサードリンク】
立山は、富山県南東部にある、飛騨山脈の山で、
最高峰の大汝山(おおなんじやま)、雄山(おやま)、
富士ノ折立(ふじのおりたて)の山なみの総称です。
大汝山は3,015m あり、主峰の雄山の山頂(3,003m)には
雄山神社の峰本社があります。
開山期間である夏には、多くの登拝者で賑わいます。
※雄山神社の開山期間は7月1日〜9月30日となっています。
(雄山神社)
多数の野生動物も生息しており、
豊かな高山植物や原生的な自然が見られることが
魅力の一つとなっています。
(立山の場所)
三霊山との違い
「日本三霊山」とは、
日本の山岳信仰における霊山として
「富士山、白山、立山」をまとめた呼称です。
「万葉集」にこの三山が詠まれていたことから、
呼ばれるようになったとも言われています。
「日本三大名山」と同じ山が挙げられていますが、
日本三大名山の定義が
・レジャーとしての登山
と、登山家などから見た評価により選定されたと言われています。
それに対し「日本三霊山」は、
・山岳信仰に基づき選ばれている
ということから、選定の背景が異なるとも言えます。
日本三大霊山には、御嶽山を加えて
三大としていることもあります。
さらに
恐山(青森県)、比叡山(きょうとふ)、
高野山(和歌山県)を挙げる例もあり、
色々な括りが存在しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
古くから山は信仰の対象とされていました。
神聖で荘厳な山々。訪れた人の心が洗われたり、
落ち着いたりする気がするのは、
山に住まう神仏の存在もあるのでしょうか。
ぜひ富士山を始め、白山、立山の名山にも訪れ、
雄大な自然と触れ合ってみてはいかがでしょうか。