こんにちは!
今回は、「投手」の日本三大についてご紹介します。
日本には色々な名投手がいますが、
投手の三冠とされる
「勝利、防御率、奪三振」
の記録から、日本三大投手を探っていきたいと
思いますので、ぜひ最後までお楽しみください。
ではまいりましょう!
日本三大投手とは?
日本三大投手とは誰になるのでしょうか。
投手を評価するにあたっては、様々なタイトルがありますが、
今回は、投手において特に名誉とされる三冠のタイトル
「最多勝」、「最優秀防御率」、「最多奪三振」の視点において
日本三大投手は誰なのか?を考えていきたいと思います。
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三冠でみる日本三大投手
投手の三冠とは、投手において重要とされる
「最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振」の3つのタイトルを
1シーズン中に1人の選手がとることです。
そんな記録を残した選手には誰がいるのでしょうか。
実はこれまでの歴代選手の中で、
20人ほどの投手が三冠を達成しています。
その中でも、三冠のタイトルの成績がバランス良く
高い選手を選んでみました。
・金田 正一 (国鉄)
・稲尾 和久 (西鉄)
・藤本 英雄 (巨人)
金田正一さんは、
現役期間通算400勝を達成した唯一の投手です。
その通算最多勝利に加え、通算最多奪三振、
通算最多投球回数など、数々の実績を残した、
まさに投球界の”レジェンド”です。
国鉄スワローズでの活躍の後、巨人に入団し、
巨人での背番号34番は永久欠番に指定されました。
稲尾和久さんは、プロ2年目でシーズン勝利数35勝を記録し
最年少でリーグMVPを取り、その翌年も最多勝利である33勝をとり、
史上初の2年連続MVPを獲得したすごい選手です。
「鉄腕」という異名もありました。
また、「神様、仏様、稲尾様」と新聞の見出しに
掲載されたこともありました。
現役時代につけていた背番号の24番は、
一度永久欠番の話を自ら断ったそうですが、
生誕75周年の2012年に、改めて永久欠番されることに決まりました。
藤本英雄さんは、プロ2年目で最多勝(34勝)、最優秀防御率(0.73)、
最多奪三振(235)を達成しました。また、その年は最高勝率、
最多完封数もとっており、「五冠王」も達成したことになります。
また、日本プロ野球史上初の完全試合(1人の走者も出さずに勝利すること)も
達成している凄腕投手です。
勝利数でみる日本三大投手
勝利数とは、シーズン期間中に最も勝利を勝ち取った投手に
与えられるタイトルです。
勝利数でランキングしてみると以下のようになりました。
1位 稲尾 和久(西鉄) 42勝
1位 スタルヒン(巨人) 42勝
3位 野口 二郎(大洋) 40勝
なお、現役期間中の通算記録で見ると、
金田正一さんの、通算400勝の勝利数が有名です。
現在までで、400勝もの記録を作ったのは金田正一さんのみで、
2位の米田哲也さんの350勝と50勝の差をつけた記録で、
この記録は今後も破られることはないだろうと言われています。
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防御率でみる日本三大投手
防御率とは、投手の投球回あたりの自責点を
1試合相当(9回)で表したものです。
自責点とは、その投手により出塁した走者が戻ってきて点を
とった数を表します。
防御率=(自責点×9)÷(投球回)
自責点が少ないほど低い数値が出るため、
数値が低いほど点がとられにくい投手ということになります。
シーズン記録でみてみると、以下のようになりました。
1位 藤本 英雄(巨人) 0.73
2位 景浦 將(タイガース) 0.79
3位 沢村 栄治(巨人) 0.81
1位の藤本英雄さんは、現役期間中の通算記録で見ても
ランキング1位で防御率1.90を記録しており、
いかに能力の高い投手だったかがわかります。
奪三振でみる日本三大
奪三振とは、簡単に言えばストライクを3つとることです。
シーズンを通して最も奪三振が多い選手が最多奪三振として選ばれます。
その中でも、記録の順でランキングしてみると以下のようになりました。
1位 江夏 豊(阪神) 401
2位 稲尾 和久(西鉄) 353
3位 金田 正一(国鉄) 350
なお、現役期間の通算の記録でみると、
金田正一さんが奪三振4490で1位となっています。
通算2位の米田哲也さんの3388と大きく引き離し、
こちらもなかなか破ることのできないものすごい記録とされています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こうしてみると、ものすごい投手がたくさんいることがわかりました。
今後も、誰がどのタイトルを獲得するのかに注目して試合を見守るのも
面白いと思います。ぜひお気に入りの選手を見つけて応援してくださいね。