皆さん、こんにちは!
今回の日本三大〇〇は、
「うどん」
大人から子供までみんなが大好きな
日本を代表する麺類です。
その中でも有名なうどんについて紹介します。
では、さっそくまいりましょう!
日本三大うどんと言えば?
「日本三大うどん」には、色々な説があります。
また、正式に認定されたものではありません。
ただし、三大うどんの中の2つについては、一般的に
「秋田の稲庭うどん」
「香川県の讃岐うどん」
を指します。
残りの1つについては、
「群馬県の水沢うどん」、「長崎県の五島手延べうどん」、
「愛知県のきしめん」、「富山県の氷見うどん」
と意見が別れています。
なので、富士吉田市の名物「吉田うどん」は
残念ながら入りません。
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日本三大うどん候補達の産地と特徴
稲庭うどんは秋田県南部を中心に製造されている麺です。
寛文時代に秋田藩の稲庭村小沢集落に住む
佐藤市兵衞が作ったのが始まりとされています。
2007年に農林水産省によって
「農山漁村の郷土料理百選」に認定されました。
太さは、冷麦よりも太くそうめんくらいです。
打ち粉にデンプンを使用し、ペッタリと平べったい形をしており
うどんのように丸い断面ではありません。
ひねりながら生地を練っていくので麺の中に気泡が入り、
滑らかな喉越しの良い味わいです。
【五反田、器のお勧め料理】好評です!つるっと舌触り抜群の「稲庭うどん」は、〆にもピッタリの一品。オリジナルの麺つゆで、どうぞ。
その他のお料理は、こちらを⇒https://t.co/5O0WidmpKT pic.twitter.com/CJlBLaXN76— 五反田ダイニング「器」 (@Gotanda_Utsuwa) February 15, 2019
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讃岐うどんは、香川県讃岐市で製造されています。
弘法大使が中国に行った際に製造方法もしくは原材料を
讃岐地方に持ち帰ったのが始まりとされています。
ツヤと弾力の強いコシのある麺で釜揚げやぶっかけなど
地域オリジナルの食べ方が人気です。
小麦粉と塩水を混ぜ合わせ、まとまった生地を両足で踏むので
粘りやコシの強い麺に仕上がります。
うどん+ささみ天+レンコン天、小麦の翼(西小山)。
もちもち系讃岐うどん。
変わらずのもちもち感と汁のダシ感のバランスが良いうどん。
天ぷらも揚げたてのサクサク感が良い。 pic.twitter.com/RPHIfOm0VA— 杏茶(カロリー控え目) (@apricottea123) February 16, 2019
水沢うどんは、群馬県渋川市を中心に製造されている麺です。
水沢寺を参拝した人達に配られたのが、始まりとされています。
塩と水、小麦だけを使って作られたシンプルなものだけしか
「水沢うどん」として認められていません。
昼食は水沢うどん街道にある三升屋、ここは[かけ] [もり]の二種類だけです。どちらもおいしく、満足しました。 pic.twitter.com/TgNNuoomRf
— 大過の改心 (@kSLpe2vwU9chdQD) February 16, 2019
五島手延べうどんは、長崎県五島列島で生産されています。
遣唐使が、中国からうどんの製法技術を持ち帰り受け継がれたのが
始まりとされています。
麺は細いですが、コシがありますが、讃岐うどんほどコシは強くありません。
小麦粉と塩水を混ぜ捏ね合わせた生地を榁の中に入れ熟成させ、
椿油を塗り伸ばし乾燥させます。
【試食レポート】暑い日にも良いかも!? 「五島手延べうどん」での「地獄炊き」。。。。 https://t.co/JXkYOO74xt pic.twitter.com/vfVNZlexIW
— 長崎県を勝手にPR (@nagasakipr) February 15, 2019
きしめんは、愛知県名古屋市を中心に作られています。
愛知県刈谷市で人気だった「平打ちうどん」がルーツとされています。
平たいひも状のうどんで弾力がない、ツルッとした滑らかな舌触りです。
小麦と水、塩だけを使って作るのでシンプルな材料です。
鳥南蛮きしめんうめかった〜〜〜!ぞ!
16時半前に会場着きます!!! pic.twitter.com/g19XCfcSUO— わたすぎ (@watasugi_g) February 16, 2019
氷見うどんは、富山県氷見市で生産されています。
輪島そうめんの技法が、氷見うどんの始まりとされています。
竹を使った手縫いの技術を使って作られています。
手延べうどんのツルっとした舌触りと手打ちうどんのコシの強さの
両面を味わえるうどんです。
材料は、小麦と水と塩です。
夜ご飯!(氷見うどん、にんじんとヒラタケ、鶏肉の天ぷら) pic.twitter.com/YRlbt0o6Ns
— ゆっき (@yukk1ss) February 10, 2019
吉田のうどんは入らない?
吉田のうどんは、山梨県富士吉田市を中心に作られている郷土料理の1つです。
江戸時代から昭和初期に富士吉田市では、
女性が養蚕や機械織りをして生計を立てていました。
なので、家事を担当する男性達が女性の軽食として作ったのが、
はじまりとされています。
コシがあり噛みごたえのしっかりとした強い麺です。
弾力性に富んだ地粉に塩と水を混ぜ、しっかりと力を入れてこねあげます。
農林水産省の農山漁村の郷土料理百選に認定されています。
しかし、残念ながら「日本三大うどん」には入っていません。
お昼は吉田うどん
具が盛り沢山で太麺なので食べ応えがあった 安くて(この量で600円)旨かったので満足 pic.twitter.com/48E7V2MigP— 23区のどれか (@tandenmax) February 14, 2019
他に有名なうどん達
日本三大うどん以外にも親しまれている郷土のうどんがあります。
・栃木県佐野市で作られている「耳うどん」
・群馬県桐生市の「ひもかわうどん」
・群馬県館林の「館林うどん」
・埼玉県熊谷市の「熊谷うどん」
・三重県伊勢市の「伊勢うどん」
・徳島県の「たらいうどん」
・長崎県の「皿うどん」
・宮崎県の「釜揚げうどん」「魚うどん」
こちらは耳うどんです。
うどんと言っても細長くなくクルンとしていますね。
耳うどん
栃木県佐野市に伝わる正月用に食される、一風変わった形をしたうどんです。耳とは悪い神様の耳を意味しており、耳を食べてしまえば家の話を悪い神様に聞かれることがないから一年間悪いことが起こらない、として魔除けともされます。 pic.twitter.com/Hm2oEfSyJj— これたべたことある? (@umaimonsagaso) February 15, 2019
まとめ
うどんは、「小麦・水・塩」たった3つの材料でできるので
昔から手軽に食べられて来ました。
そのため日本には、昔から地域に伝わる様々なうどんがあり、
日本三大うどんについても実は曖昧なことが分かりました。
ですが、どの地域のうどんもオリジナルの製法にこだわった自信の逸品です。
都内でも手軽に地域のうどんを食べられる飲食店もありますので
この機会に食べ比べてしてみましょう!